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【エンジニア必見】外資系企業で活躍するための英語力と学習方法

こんにちは、ぶぅちゃんです。
今回は、外資系企業で働くために必要な英語力について、外資系機器メーカーに勤務する現役エンジニアの視点からお話ししたいと思います。

目次

外資系企業で求められる英語コミュニケーション能力

多様な国籍の同僚とのコミュニケーション

私が現在働いている外資系メーカーでは、日本のオフィスでも3~4割は外国籍の社員が在籍しています。
ネイティブスピーカーだけでなく、第二言語として英語を使う国出身の方も多数います。
そのため、様々なアクセントや訛りを理解し、コミュニケーションをとる必要があります。

英語を母語としない人との会話では、ゆっくりとはっきりと話すこと、簡潔な表現を使うことがポイントです。
また、相手の文化的背景を理解し、尊重することも大切です。

私も当初は、聞き取りに苦労することがありましたが、慣れてくるとそれぞれの特徴が掴めるようになります。

英語学習の際は、様々なアクセントに触れる機会を持つことをおすすめします。
映画や海外ドラマを観たり、多国籍な環境で会話する機会を設けたりすることで、リスニング力を向上させることができます。

ミーティングやプレゼンテーションで必要な英語スキル

外資系企業では、日本人だけ、または日本語がわかるメンバーだけの時は日本語でミーティングが行われることがありますが、それ以外は基本的に英語が使用されます。
そのため、日本語と英語を切り替えて使いこなすスキルが求められます。

また、ミーティングやプレゼンテーションでは、自分の意見を明確に伝えることが重要です。
シンプルな表現を使い、論理的に話を構成することを心がけましょう。

特に、日本以外の国の方々は自分の意見をストレートにしっかり発言することが多いと感じます。
なかなか発言できずにいると「What’s your opinion on this? (君のこれについて意見は?)」 と聞かれることもありました(笑)。
上手な英語が話せなくても問題ありません。
しっかりと自分の意見や考えを伝えようとする姿勢が大切だと感じています。

ビジネス用語と専門用語の習得

エンジニアとして外資系企業で働く上で、ビジネス用語と専門用語の習得は欠かせません。
ミーティングや会話の中で、これらの用語が頻繁に使われるためです。

例えば、”deliverable(成果物)”や”revise(改訂)”といったビジネス用語、”firmware(ファームウェア)”や”schematic(回路図)”などの専門用語を理解し、適切に使いこなせるようにしておくことが大切です。

特に専門用語は一般的に使われる単語に、専門的な意味を持たせて用いることがあります。
例えば、”charge”は通常「充電する」や「料金」といった意味でつかわれますが、エンジニアが使う場合は「電荷」という意味で使用することもあります。

エンジニアとして必要な英語ライティング能力

社内資料やレポートは基本英語

外資系企業では、社内資料はレポートのほとんどが英語で作成されます。
エンジニアとして、技術的な内容を英語で正確に伝えるライティング能力が求められます。

レポートを書く際は、文法や語彙の正確さだけでなく、論理的な構成や読み手を意識した表現を心がけましょう。
また、校正ツールを活用することで、ミスを最小限に抑えることができます。

海外メーカーの仕様書を読み解く英語力

グローバルなプロジェクトに携わる上で、海外メーカーの仕様書を読み解く英語力は必須です。
専門的な内容を正確に理解し、プロジェクトに反映させる必要があります。

仕様書を読む際は、全体像を把握した上で、重要なポイントを見落とさないように注意しましょう。
わからない単語や表現があれば、辞書や関連資料で確認することが大切です。

欧米のメーカーであれば日本語の資料がある場合もありますが、台湾のメーカーなど、まだまだローカルな企業では、現地語と英語の資料しかないことが多くあります。
特に部品選定の際などは、100ページ以上の仕様書から必要な情報を読み解く必要があります。

英語スキルが仕事の幅を広げるチャンス

グローバルなプロジェクトへの参加機会

外資系企業で働く大きなメリットの一つは、グローバルなプロジェクトに参加できる機会が多いことです。
英語力があれば、海外の拠点と連携したり、国際的なチームでプロジェクトを進めたりすることができます。

これは、エンジニアとしてのスキルアップや、キャリアの幅を広げる大きなチャンスとなります。
積極的に挑戦し、自分の可能性を広げていきましょう。

海外拠点とのコミュニケーションの重要性

外資系企業では、海外拠点とのコミュニケーションが頻繁に行われます。
メールや電話、ビデオ会議などを通じて、情報共有やディスカッションを行う必要があります。

そのため、英語でのコミュニケーション能力が重要となります。
相手の意図を正確に理解し、自分の意見を明確に伝えることが求められます。
日頃から英語でのコミュニケーションに慣れておくことが大切です。

外資系企業で働くエンジニアが身につけるべき英語学習方法

ビジネス英語と技術英語の効率的な学習法

外資系企業で働くエンジニアには、ビジネス英語と技術英語の両方が求められます。
これらを効率的に学習するためには、目的を明確にし、適切な教材を選ぶことが大切です。

ビジネス英語は、ビジネス向けの教材や、オンラインの語学コースを活用しましょう。
技術英語は、専門書や業界紙を読んだり、技術系のポッドキャストを聴いたりすることで、知識を深めることができます。

また、社内に外国籍の方がいる場合は、積極的に英語でコミュニケーションを取ることもおすすめです。
英語も言語なので、たくさん使えば使うほど、しっかりと定着していきます。
社内のメンバーであれば、コミュニケーションを通して、今後の仕事も円滑に行えることにもつながると思いますので、ぜひ身近な外国人の方に英語で話しかけてみて下しさい。

英語学習を継続するためのモチベーション維持

英語学習を継続するためには、モチベーションを維持することが重要です。
自分の目標を明確にし、達成感を味わいながら学習を進めていくことが大切です。

また、同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨したり、ネイティブスピーカーと定期的に会話する機会を設けたりすることで、モチベーションを高く保つことができます。

まとめ

外資系企業で働くには、高い英語力が求められます。
多様な国籍の同僚とのコミュニケーション、ミーティングやプレゼンテーション、ライティング、海外拠点とのやり取りなど、様々な場面で英語が使われます。

エンジニアとして、ビジネス英語と技術英語の両方を習得し、グローバルなプロジェクトに挑戦することで、キャリアの可能性を大きく広げることができるでしょう。

英語学習は一朝一夕にはいきませんが、明確な目標を持ち、効率的な学習方法で継続することが重要です。
外資系企業で活躍するエンジニアを目指し、一歩ずつ英語力を高めていきましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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